<プロゴルファー向け> メンタルを養う法話(26)

ゴルフに関係なさそうな話で知らないうちにメンタル強くなる新しい時代のメンタル強化法

 

『技』だけを磨いてもあなたの実力はフルに発揮されません。こちらの法話をお読みいただいて『心』もバランス良く磨いて実力をフルに発揮しましょう!!

 

※ はじめてお読みいただく方はまず『<プロゴルファー向け> メンタルを養う法話(プロローグ)』の記事からお読みいただくのが効果的です。上の記事名をクリックください。

 

 

🍀 時事:防災について

 

今年も9月に入りました。今日は防災の日」ですね。今回は「防災の日」にちなみまして「防災」について語ってみましょう。

 

ただし、最近しばしばニュースに登場します「ハザードマップ」をはじめとしましたことについてではなく、私が「防災」について忘れ去られていると感じていることをお話させていただきます。

 

近年の情報処理技術の進歩はすさまじいですね。そのお陰で私たちが助かっているところもあります。しかし、私は「何事も一長一短(いっちょういったん)だと観(み)ているので、情報処理技術の進歩はまたその分だけ私たちに「マイナス面」ももたらしていると感じています。

 

これは科学者やこの種の方面にわっておられる方たちの行いを否定するという意味ではなく「私たちも」科学者同様の注意力と探究心をもって「防災」をしなければならないということです。

 

「防災」に関しまして技術が進む「マイナス面」はどういうことかと言いますと、たとえば研究が進めば進みますほど「✨優れた防災情報✨」が手に入ります。その結果、「私たち」はどうするでしょう?

 

そういう視点からお考えになったことはございますか?

 

さて、優れた防災情報が提供されればされるほど「私たち」はどうするでしょうか? ・・・・・・<しばし、お考えください>

 

・・・そうです。よほどの注意力をもって「この生(せい)」を生きていらっしゃる方以外は

 

 

その情報なりアプリなりに

全面的「頼ろう」とする

 

 

のです。ネット等で膨大な情報を得られるようになった私たちはその情報を得て「知った」つもりになってしまって、

 

 

「自分で『そのこと』に対処しよう」

という姿勢を放棄しつつあります

 

 

これが意識的ならばまだしも、現代社会で普通に生きているうちに無意識にそうなってしまうので質(たち)が悪いと私は観ています。

 

「防災」とは「災難」を「防ぐ」ことですね。この「災難」は誰の身の上、言い換えれば「どなたの『生』(せい)」に起きるのでしょうか?

 

間違いなく「私」の身の上です。私の『生』(せい)」に生じます。

 

私の『生』(せい)」に起きるのであれば、そのことを全面的に他人に委(ゆだ)ねてしまって良いものでしょうか? その他人がいくら「その方面の専門家」であってもですよ・・・委(ゆだ)ねてしまうということは「『生』(せい)の一部を放棄してしまった」ということです。それでは専門家でない私たちに出来ることにどのようなことがあるのでしょうか?

 

本当はいつも私が申し上げておりますようにご自分で工夫発明をしていただきたいのですが、それでは話が終わってしまいますので若干のヒントを差し上げたいと思います

 

まず私が思いますに「防災」に関しまして私たちが気がつかなくてはいけないことは

 

 

私たち自身が鈍感になっている

 

 

ということです。「俺は酔っていない」という酔っ払い😅と同じで「自分は鈍感ではない」という人は既に鈍感です。

 

以前、この日常が戦場であるというお話をしましたが、平和なこの世だからと言って「気を抜いていい」ということはありません。気を抜いているということは以前の法話でお話ししました「包括的意識の状態にないということです。人間には 叡智(えいち)という知性 デフォルトで用意されているのですが、私たちは情報やら悩みなどでを一杯」にしているのではそちらに取りかかりきりになってしまって、本来クモの網に獲物が引っかかったら瞬時にクモがわかるように「異変」に気づく能力があるのに、頭の中にたくさんのものを詰め込んだ私たちは「お話に夢中になって獲物がかかったことに気づかないクモ」のように鈍感になっているのです。

 

「ああ、そうだなぁ」と気づいた瞬間にあなたはリセットされてデフォルトの機能が回復しています。この私たちの「第六感」「直感」をもっと大事にして日々の生活の中で磨いておくこと「防災」にとって何よりも必要なことだと私は思います。

 

天気予報や魚群探知機のなかった時代の漁師は「自然を観察すること」と「自分の体の感覚」から「魚のどころ」、「海の様子」、「天気の先行き」などを知ることが出来ました。

 

また、熟練したすし職人の手は「ネタ」の温度が上がらないように自動的に適正な冷たさをキープするそうです。こういったことが「知性」です。「知性」とは物をどれだけ知っているかということではありません。近代の優れた情報の活用も大切ですが、私はこうした私たち一人ひとりの「人間本来の能力がまず土台にあって、その上での情報ではないかと思うのです。

 

あなたがあなた自身を磨き込めば、あなたの知性自体があなたが、

 

 

「いつどこへ行くべきか」、

「いつどこへ行くべきでないか」

 

 

を教えてくれます。それが一番信頼できる情報であり、また「究極の『防災』であると私は理解しています。私たち一人ひとりに平等にその能力が備わっています。特定の漁師やすし職人の特典ではございません。

 

 

Don’t Worry. Be Happy🍀

 

今回もお読みいただきまして有り難うございました🍀

<2019年9月1日法話>

 

 

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