『スコアの作り方:100切りを目指すあなたへ』
今回は100切りを目指すあなたへ「スコアの作り方」をお届けしたいと思います。
◇ 適当にラウンドしても・・・
ゴルフというのは
適当にラウンドしていてもなかなか実力が上がらないもの
なんです。
適当にラウンドしていても、「たまに」いいスコアが出ることもありましょうが、そのようなやり方では「行き当たりばったりのゴルフ」になってしまい、実力はなかなか効率的に上がりません。
やはり、実力を上げるには
「きっちりとしたゲームプラン」
が必要です。
「プロでもないのに・・・」
とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、
プロでないからこそ、「プロでも行っていること」は行ったほうが良い
と私は思います。
もちろんプロと目標のスコアは違いますが、
110のスコアのゴルファーでも、「やみくもに打ち続けていればいい」というものではない
のです。
今回は100切りを目指して、少々高めの「95のスコア」という目標を設定しましたゲームプランを立ててみますよ♫
コースに行きましたら、「適当にラウンドする」のではなく、必ず、ラウンド前にこのプランを作っていただいて、ラウンド中は守り通しましょう。
【ゲームプラン】
① 一日の18ホールを6つのグループとして考える。
「『3ホールのコース』を6つラウンドする」と思ってプレーしましょう。
※ マジックをキャディバッグの中に携帯し、ラウンド前にスコアカードの18ホールをマジックで「3ホールごとに6等分」しましょう。
先のことは考えず、3ホールが終わったら、前の3ホールは綺麗に一区切りつけて、気持ちも新たに次の3ホールをまわりましょう。
3ホールが終了したら、その3ホールが、どんなに目標とかけ離れたものであっても、新鮮な気持ちで「次の3ホールの目標(※)のみに向かいましょう。
※ 「前の3ホールの分を取り戻そうとして」当初の計画を変更してはいけません!!
また同じように3ホールの結果が目標を大幅に上回るような好調時でも、目標を変更しないようにしましょう。
② プラン(例)
グループ |
ホール番号 |
目標スコア |
1 |
1~3(10~12) |
+5 |
2 |
4~6(13~15) |
+4 |
3 |
7~9(16~18) |
+3 |
4 |
10~12(1~3) |
+4 |
5 |
13~15(4~6) |
+3 |
6 |
16~18(7~9) |
+4 |
上の表は例えば私の設けた一例です。
ラウンドされるコースの案内図をご参考にされて、皆さんのお好きなように作成してみてください。
ホール番号のカッコの中はインスタート(10番ホール)からスタートされる方用のものになります。
途中で「目標スコア」が増減していますが、例えば「出だしの3ホール」はまだ「様子がわからない」ので余裕を見ています。
また中ほどの「グループ3」の+3は、「調子も上がる頃合い」なので、目標を高く設定しています。
【プランに対してのラウンドの仕方】
プランを上手に作っても、「いつものようにラウンド」するのでは、あまりこのやり方は役に立ちません。
例えば最初から3ホールの「第1グループ」では、目標スコアが5オーバーなので、「ダボ2つ」の「ボギー1つ」で「目標クリア!!(*^_^*)」ということになります。
ここでのコツは
あくまでも「グループで立てた目標の達成が大事」
ということです。
例えば1番ホールで「パー」を取っても、「目標に対するプレーをやめてしまう」のではなく、「パーが来たのだから、残り2ホールは『ダボのトリプルでもいい』」と考えることです。
このプランに沿えば
「ボギー・ダボは致し方ない」、しかし「トリプルを打ってしまうと、パーが必要になる」
ことがわかります。
皆さんのレベルでの「パー」は計算が出来ないものなので致命的になります。
ですから、トリプルの原因となる、「OB」、「1ペナ」、「無謀な攻め」がいかにスコアに影響するかがおわかりになると思います。
ゴルファーの多くは「プロと同じ方角へ」、「プロと同じクラブ」で打ちます。
しかし、「3ホールの目標スコア達成するためにはどこへ何で打ったらいいか?」と考えた場合には自(おの)ずと
「持つクラブ」も、「狙うところ」も変わってくる
はずです。
グリーン上も含めまして、18ホール6アンダーでまわる松山選手のようなゴルファーのボールの落とし所と、95でまわるボールの落としどころは違うのです。
くれぐれも事前のプランもなく、「初めはパープレー狙い」で取り組み、打って行ってみたら、ダボやトリプルが出て、9も10も出て、気が付いてみたら、また「いつものスコアだった」😅というラウンドはやめましょう。
プランに沿ってゲームを行うようになりますと、練習場で練習する「ショット」や「クラブ」もわかってきますね。
例えば、「ドライバーは必要ない」ということであれば、5番ウッドのティーショットや、刻むための7番アイアンの軽めのショットを練習する必要がわかるかもしれません。
5番ウッドだから、7番アイアンの軽めのショットだから、「安全ショット」だから「練習しなくとも打てる」わけではありません。
それらのショットは確かに「打ち損ないが少ない」のですが、
練習したこともないショットをコースでやるのは、「日頃練習している難しいショットよりも」難しい
のです。
また小技の寄り具合、パットの寄り具合、入り具合で1打は簡単に変わるので、小技の練習に時間を割くのは自然なことですね。
ご参考になさってみてください。
今回もお読みいただきまして有難うございました😃
また一緒に楽しみましょう!!