『ゴルフメンタル:ノーベル賞受賞者から学ぶ』
ゴルフメンタルと「ノーベル賞受賞者」とどのような関係があるのか?・・・と皆さまは思われるかもしれませんね。
今回はそこのところをお話したいと思います。
以前、「ノーベル賞受賞者の傾向」について調査をした人がいたそうです。
その時の調査結果としまして、
(1)古い時代の論文を疎(おろそ)かにしない
ということと
(2)でも、その読んだ論文を忘れてしまう
ということが傾向としてあったということです。
これらの傾向につきましてもう少し説明していきましょうね♫
ご存じの通り、ノーベル賞を取ることのできる人は数少ないのですが、数が少ないことを達成するには
「一般の人と同じことをしていては達成出来ない」
ですね。
(1)古い時代の論文を疎(おろそ)かにしないということは「古い昔のことだからといってバカにしない」ということです。
一般の人は「何百年も前の古い研究成果は現代の最新鋭の理論にとっては研究時間の無駄」ということでパスしようとします。
しかし、「人と違うことを達成する人」というのはある意味変人なわけですから、「現代の最新鋭の研究には一見関係ない」ような論文にも
平気で😃
目を通すわけです。
日頃私たちは
「無駄なことは目指す成果のために役立たない。効率化こそが成果を生む」
と頭で決めてしまっています。
あまりにも「成果」にギュッ✊ととらわれてしまっているということですね。
人は
「目標である『成果』にとらわれればとらわれる(=集中する)ほど目標を達成する」
と思いがちですが、こうした考え方「力技(ちからわざ)」であって
意外にも「成果」を司(つかさど)る自然な「道」に沿っていない
んですね。
メンタルのことは「言葉」で表現し尽くすこと、説明し尽くすことは出来ないのですが、力技ではなく自然の道に沿った「成果」を得るにはギュッ✊とした、あるいはキリキリとした「眉間(みけん)に皺(しわ)を寄せる」ような意気込みではなく、
ちょっとした「余裕」、「おとぼけ」
が必要です。
あなたは
自分の目標である「成果」に必要なもの
だけを集めていませんでしょうか?
それらは一見、「目標達成に必要なもの」のようですが、実際のところは
「あなたが目標達成に必要だと思っているもの」
です。
あなたの制限された価値観の中からあなたが「役に立つ」と選んだものだけで構成されたものが「他人とは異なる成果を生む」ことはないということはあなたにも薄々かもしれませんが・・・感じられるのではないでしょうか?
さて、次に(2)でも、その読んだ論文を忘れてしまうということについてですが、研究者の中には(1)古い時代の論文を疎(おろそ)かにしないということまではそれでも割りと行う人がいるようです。
ところが古い論文を読んだら読んだで
マジメにそれをいつまでも覚えていて、そのことにとらわれてしまう
人が大部分だということです。
最初にお話しました古い論文をバカにするということにしてもそうですが、今回お話している2つのこと(=上記(1)および(2))で大切なポイントは
とらわれない
ということです。
「とらわれず」に一見参考にならない論文にも目を通し、また目を通したそのものにも「とらわれない」ということですね♫
ザッと言ってしまえば世の中は例えば「記憶力のいい人」を「頭がいい」と言うように「忘れること」がダメで「忘れないこと」が良いというようにできています。
それを精神の方(=メンタルの方)にも応用してしまいますと、人と違うことができなくなります。
ノーベル賞を受賞されるような方たちは皆、「大部分の人と違うところに視点を当てたり、不思議だなと疑問を持ったりされた方たちで独創的な方たち」です。
あなたがメンタルをどうにかしたいということでしたら、ノーベル賞をお取りになった方たちがそうであったように一般の考え方から自由である独創性が必要になります。
しかし、自由になるということは「一般の考えに反抗する」ということではないので間違えないようにしてください。そのことについてはまたお話させていただける機会があると思いますので、そのときに譲ることにしましょう。
さあ、今回の話も
「じ〜っと深く考えた」ら、「手放す」
んですよ。今回覚えたことをさっそく、使ってみましょう♫
今回お話してまいりましたところはゴルフメンタルでも非常に大切なところの一つです。
私たちのゴルフにも即導入したいところですね。
あなたなりに・・・ですよ😃
わかる人には「ああ、そうか」とすぐにわかる。
わからない人にもいずれ「ああ、そうだったか」とわかる。
須崎の『ゴルフに役立つメンタル』でした。
グッド・ラック👍
今回もお読みいただきまして有難うございました😃
また一緒に楽しみましょう!!