『必見! ユーティリティー購入時の注意点』
今回は意外と間違いやすいユーティリティー購入時の注意点についてお話しますよ♫
知らないで買ってしまうとせっかく「ユーティリティーをバッグに入れてゴルフをもっと楽しもう」と投資したのに役立たなくなる可能性もありますから、この際、しっかり学んでいただいて、あなたにピッタリの一本を見つけてゴルフの楽しみ😄をさらに増して⤴くださいね。
それでは講義開始🔔と致しましょう。
◎ 番手は当てにならない
まずは何と言っても多くのゴルファーが「知らなくてはならない」のに実際、ご存じないのが、
「番手は当てにならない」
ということなんです。
たとえばあなたが5番アイアンの飛距離に当たるユーティリティーを購入しようとしたとします。
その際、皆さんの誤解でもっとも多いのが
「アイアンの番手が5番だから、ユーティリティーも5番でいいんじゃないかしら」
とお店で「5番ユーティリティーをください」と依頼されてしまうことです。
もちろん、それで運良く、無事にお望みの距離が出るユーティリティーを手に入れることもあるかもしれませんが、お望みの距離が出ない、あるいは飛び過ぎてしまうという結果になることも多いものです。
それではどこに気をつければ失敗を防ぐことが出来るでしょうか?
◇ 「番手」には統一基準がないということを知ろう!
クラブのソールやヘッドカバーに「『番手』が記載されていること」は皆さんにもおなじみだと思います。
多くのゴルファーはその「番手」をよりどころにされていらっしゃるのですが、実はその「番手」にはロフト角度の統一基準がないんです。
これはユーティリティーに限らず、フェアウェイウッド、アイアンにも当てはまることなので覚えておいてくださいね。
「『番手』にはロフト角度の統一基準がない」とはどういうことでしょうか?
たとえば同じユーティリティーの「5番」でも
A社のユーティリティーのロフト角が28度でB社のユーティリティーのロフト角が25度なんていうこともある
ということです。
フェースの反発性能、シャフトの長さ、重量等はひとまず考慮しないものとしてユーティリティーで
ロフト角が3度異なるというと飛距離で「1番手〜1番手半」異なってくるということ
になります😱
そうしますと同じ「5番」でも
A社のクラブとB社のクラブとでは全く異なるクラブになってしまう
ということがおわかりいただけたかと思います。
注意点は更にありまして、先程はA社とB社で比較しましたが、A社のXというモデルと同じA社のYというモデルの間でも同様なことがある場合がありますので、
「同じメーカーだから安心して『番手』で選ぶことが出来る」というものでもない
ということも合わせて覚えておくとよろしいかと思います。
◇ ロフト角で選ぼう!
それでは「番手」で選ぶことができないならば、何で選べばよいのかということになりますが、
「ロフト角で選ぶ癖」
をつけられることをオススメします。
※ 細かく申し上げますと、フェースの反発性能、シャフトの長さ、重量等々によりまして最終の結果は決まりますのでロフト角でお選びになられましても結果の絶対性を保証するものではないことをご了承ください。
さて、では購入する際の考え方を場合分けして一緒に見ていくことにしましょう。
◇ アイアンの代用の場合
たとえばあなたが5番アイアンの代わりにユーティリティーを購入しようと思うのであれば、
その5番アイアンのロフト角を調べる
ことが必要です(※)。
※ 主だったモデルはインターネットで調べることができます。わからなければお店のスタッフに聞きましょう。
仮にそのロフト角が24度だったとしましょう。
そうしましたら、ユーティリティーのロフト角は26度程度が良いでしょう。
つまり、お持ちのアイアンのロフト角に「2度程度プラスした角度」のものをお選びになるということです。
なお、「2度でなくてはいけない」ということではないので、とらわれ過ぎないようにしてください。
要点は「同ロフトであればユーティリティーの方が飛距離が出る」ので、お持ちのアイアンのロフト角よりも多くないと「飛びすぎる可能性がある」ということを理解しておくということです。
アイアンの代わりにユーティリティーをご購入される場合は今一緒に見てきましたことを頭に入れていただければよいのですが、それでは次に「買い足す場合はどう考えればよいのか?」ということについて見てみましょう。
◇ 買い足す場合
あなたのアイアンのクラブセットが7番〜SW(サンドウェッジ)で「6番アイアンに当たるユーティリティーが欲しい」というケースでご説明していきましょう。
この場合もやはり7番アイアンのロフト角を調べます。仮にそれが30度だったとしましょう。そうしましたら28度〜29度のユーティリティーを探せばおおむねよろしいかと思います。
要するに「お手持ちのアイアンに1〜2度多いロフト角のユーティリティーを選ぶのが望ましい」ということですね。
◎ 重量に気を配ろう!
さて、ロフト角で選ぶ習慣がつきましたら、次に注意したいのが重量です。
重量は次のように覚えておくといいでしょう。
フェアウェイウッドよりも重く、一番飛距離が出るアイアン(※)よりも軽いのがベスト
※ 番号の一番小さいアイアン
たとえばユーティリティーがフェアウェイウッドよりも軽かったり、アイアンよりも重かったりしますと「その他のクラブとのタイミングが揃(そろ)いづらい」ので
「今日はユーティリティーの調子がいいのに、他のクラブはさっぱりだわ😥」
とか
「なぜかユーティリティーだけ当たらなかったわ😥」
ということが起きる可能性があります。
そういうわけでお店でユーティリティーを求める際は、家庭用の計(はか)りでよいので、事前にフェアウェイウッドと一番飛距離が出るアイアンの重量を計ってメモしておくか、その二本のクラブをお店に持参しましょう♫
◎ 難しいユーティリティーもある
ユーティリティーは一般的に打ちづらいロング・ミドルアイアンの距離をやさしく打つために道具です。
レディースモデルはほぼ心配はないですが、メンズモデルの中にはパワーヒッター用に「飛距離は出るけれどボールが上がりづらい」モデルもあります。
そのようなモデルにアベレージゴルファーが手を出しますと災難😥となります。
ボールが上がらないユーティリティーは役に立たない道具なので、一般のゴルファーはご購入の際には球の上がりやすさを大切にされると泣かなくて済みますよ。
◎ まとめ
それでは最後にまとめましょう。
ユーティリティー購入の際は
・ロフト角で選ぼう
・重量に気を配ろう
・難しいモデルは除外しよう
はい、今回の講義であなたも立派な「ユーティリティー通(つう)」になりました。
これでずいぶんお買い間違いが減ると思いますよ♫
今回もお読みいただきまして有難うございました😃
また一緒に楽しみましょう!!