『ゴルフをどう覚えていけばよいか?』

【テーマ:初心者/初級者向けゴルフの話】

こちらのテーマでは特にゴルフのイロハがまだおわかりにならない初心者/初級者の皆さんがなかなか周りに聞くことができないことをわかりやすくお話して参ります。お楽しみください。

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初心者や初級者の皆さんの場合、自分がコースに出るまでのこれから、

「どのような感じで、何をやるのか? 何をしたらいいのか?」ということがわからない or 見えない or イメージがわかない

というご不安があると思います。

そこで今回はこのブログの記事を読んでいただくことによって、そのご不安を少しでも取り除いていただけそうなことを書きたいと思います。

まず、「ゴルフをやってみたい」あるいは「必要上、やらなければならない状況になった」というはじめの動機があります。

おそらく、ここで皆さんが最初にわからないのは、

「自分でやっても出来るものか?」、

「身近な上手な人に教わればいいのか?」、

それとも

「スクールに通うのがいいのか?」

と言ったことかもしれませんね。

いよいよゴルフとのご縁が生じた時にあなたが、

「自分で練習してみよう」

という道を選択したとしましょう。

この場合、非常に少数の方を除いて、あなたは時間とお金の浪費に加えて、ゴルフの楽しさを知るチャンスを放棄することになると言えましょう。

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【理由】

ゴルフというのは、「自分が頭の中で、『こうしよう』と思っていることと、実際が大きくズレるもの」だから。

自分で「こういうようにしよう!」と思うことがある程度の時間がかかってもその通り出来ればいいのですが、実際は時間をかけてもそうはならずに、「違うことを身につける練習をしてしまう結果」になることが多いものです。

このあたりのことにつきましては、本ブログ『Aを真似てAならず・・・』に書きましたので、参照してみて下さい。
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ちまたには、ゴルフ上達のための情報があふれかえっています。

にもかかわらず、ゴルフが上手にならない方が結構多くいらっしゃることに目を向けないといけません。

それはなんと、私がゴルフを始めた30年前からのままと言っても過言ではありません。

技術論の進化、道具の進化があっても・・・です。

ゴルフにかけるお時間やお金に限りのある皆さんがこうした道に入ってしまうのはもったいないことです。

・・・ただし、何事にも例外はあるので、この独学の道を選んでお上手になる方もいらっしゃいます。

・・・宝くじで2等が当たるくらいの確率とでも表現しておきましょうか。

将来ゴルフの指導者を目指されるのであれば、独学の時期も意味があると言えます。

将来ゴルフを教えることになったら、生徒様のお気持ちやお悩みの点とそれを乗り越える「チマタにない方法」がわかりますからね。

さて、次に

「身近な上手な人に教わろう? あの人は上手いものなぁ~」

ということを皆さんが選択したとしましょう。

ここで検討してみないといけない大事なことは、その上手な人に

「教える能力があるかどうか?」

ということです。

別の表現をしますと、

「自分がする」のと「教える」のは別物

・・・・・だということです。

もちろん、「両方とも上手な人」はいらっしゃいます。

ちなみに「上手な人」=「教えるのも上手」と仮定しますと、例えばタイガー・ウッズや松山選手に教えてもらうのが「ふさわしい」ということになります。

一方で、タイガー・ウッズを「教える人」がいますし、遼君は上級者ではないお父様が育てました。

藍ちゃんにしても、「藍ちゃんよりは上手ではないお父様」が指導をしています。

このあたりを頭の中においておいていただきますと、「誤った選択」をされることが少なくなると思います。

指導者の善し悪しは

あなたが上手になるかどうか?

ゴルフのレッスンやゴルフ自体が

楽しくなっているかどうか?

という点にかかっていると私は思います。

皆さんがまじめにある決まった頻度で教わっているのに1年も2年も「同じことを言われ続けて、進歩がない」という時、皆さんご自身を「素質がない」、「不器用だ」と是非責めないで下さい。それは皆さんのせいではないかもしれません。

「今のようになる練習を『一生懸命してしまっている』のではないか?」と疑うのが先です。ご自分の素質や不器用さを責めるのはその後でも遅くありません。

最後に

「スクールに通おう!」

と決めた場合、

「どのスクールに行けば良いのか」?

というのが、問題になりそうですね.

どのスクールの案内にも「良いことしか書いていない」ので、

このあたりは

「自分で行ってレッスンを体験してみる」

という原始的解決策に頼りましょう。

以前は、ゴルフの指導は「接客」とは無縁だったのですが、最近は「技術指導」とともに「接客」を重視しているスクールも見受けられるようになりました。

そうしたところが長く続けられる場所だと思いますので、「体験レッスン」を数カ所でお受けになり、比較の上スクールをお決めになられるのがいいでしょう。

皆さんはゴルフを「習おう」とされるお立場ですから、「指導者の技術の善し悪し」はおわかりにならないと思います。

・・・・が、一つの目安として、

少なくとも75%以上の出席率で、

頭の中を空っぽにして指導を受けている

のもかかわらず、1年たっても変化がないようであれば、お次のところを探した方が良いでしょう。

ゴルフの良い指導者(有名・無名を問わず)に出会うのもご縁で

求めていれば出会えるもの

です。

面倒がられずに、また手近なところや有名どころでお済ませにならずに、良いスクールや指導者をお探しになってみて下さい。

ゴルフはそれだけのことをしてでも、お上手になったり、お続けになられる価値のある奥行きの深いスポーツですから・・・😄

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お楽しみいただけましたでしょうか?

本日もお読みいただきまして有難うございました。