『神技を出したかったら・・・。 ゴルフメンタルのお話(9)』
怒りやすい💢性格などの自分の性格や癖は🌀めぐりめぐって🌀いるので、そのままにしておきますとそうした性格、癖やモノゴトに対する自分の反応を変えることは望めません。
しかし、そのめぐりめぐっている仕組を知れば自分が経験する出来事(「縁」)から生じる感情、考え、そしてそうしたものから発生する行為という「果」が現れたときにその循環から自由になれる可能性があります😃
それでは「果」が現れた時にどのようにすれば「因」+「縁」=「果」=次の「因」・・・というサイクルから抜け出すことが出来るのでしょうか?
ポイントは
「果」が現れた時にそれを「潜在意識」へ入れないようにする
ということです。
何もしませんと植物の実から種が土壌に落ちてまた次の芽が出てくるように永遠にそのサイクルは続きます。
しかし、
種が土に落ちる前に取り上げて捨ててしまえば
次の芽は出ません。
それと同じように「果」が現れた時に土である「潜在意識」にそれが落ちないようにすれば、その「果」は次の「因」にならなくなるのでサイクルから脱出することが出来ます。
具体的な例を挙げれば、怒り💢の種(「因」)を持っている人がある出来事(「縁」)に遭遇するとします。
そうしますと「頭キタァ〜💢」というような怒りの感情、「思い知らせてヤリタイ💢」などという考え・・・この考えのことを想念と言います・・・やそうした感情や想念から生じる暴言、暴力などの行為という「果」が生まれます。
その感情、想念、行為といった「果」が現れてそのままにしておきますとそれらは自然に「潜在意識」に記録されます。
そして「因」となった「果」はいつかまた「縁」と出会った時に「果」として実を結びます。
ところが怒り💢の実(=「果」)である
感情、想念、行為が現れた時に「潜在意識」にそれらが記録されないようにすれば、
その実は次の種となることはありません。
潜在意識には過去の多くの「因」が蓄えられていますのでほんの数回「果」を「潜在意識」に記録しないようにしただけでは変化を感じないでしょうが、出て来る「果」を毎回丁寧に「潜在意識」に入れないようにしていくうちに知らない間にサイクルから抜け出して性格、人格が変わってきます。
まあ、そういうことなのですが、肝心な「潜在意識」に入れないためにはどうすればいいのかということについてはまだ触れていません。
そのためには
その「果」を神さまに預けること
です。
中にはこの言葉に抵抗を覚えられた方がいらっしゃると思います🤔
しかし、あらためて、このお話の題名をご覧になってみてください。
そうです『神技を出したかったら・・・』でしたね。
神技は人間技を越えたものですのでいわゆる自分の力ではどうにもならないもの
です。
自分ではどうにもならないので
「性格や癖は直らない」
「ダイエットは成功しない。いったん成功してもリバウンドする」
というふうに私たちは思うのです。
というわけで神さまにその「果」を渡してしましましょう。
自分の中にしまっておいてはいけませんよ!
私たちは自分の想像を超えた状況に遭ったときに
「神さま!!」
と口に出す時がありますね。「果」を渡すのはその神さまです。
どうしても「神さま」という言葉に違和感を覚える方は「大宇宙」でも「大自然」といった言葉などでもいいでしょう。
神さまにお渡しする時の合言葉は
「世界人類が平和でありますように」
です。
この言葉は精神の世界のことに興味を持たれた方なら目にしたことがあるかもしれませんが、何気ない言葉ながらものすごく深い意味を持った力のある言葉なのです。
「そういった世界のことには興味はないけど、神技は発揮したい」
という方は「どういう意味を持っているのか?」とか「どうして力があるのか?」ということには触れないで結構ですので「果」が出てきたときにこの合言葉を唱えてご自分を苦しめてきた😣サイクルから脱出しましょう。
「果」が出た時に神さまにその「果」を引き取っていただく具体的なやり方につきましては次回お話させていただきます。
<続く>