『ゴルフというゲームが上手になるためには?』
今回は「ゴルフというゲーム」についての考え方のお話です。
ゴルフを覚える過程で私はゴルフというゲームは
「スウィングが良くなって、良いボールが打てるようになったら、勝手にスコアが下がって上手になって行くもの」
だと思っていました。
今、お教えしていても以前の私のように「スウィングや打球精度の向上だけでスコアが良くなる」とお思いの方がやはり多いですね。
私はゴルフをやり始めて割りと早いうちから練習場やコースでは周囲の方から、「いいスウィング」をしていると言われていました。
・・・でも、なかなかスコアが伸びません😰
明らかに私の方がスウィングや技が良い方や私と同程度のボールを打っている方とラウンドを終えて上がってきますと、その方にスコアで負けているのです😫
このゴルフインストラクターという職に就いてから、なおさら、ゴルフのゲームというのは「一回一回のショットの成否」だけでなく、「1打1打の状況に対する考え方」が大きく左右することがわかりました。
ですから、皆さんもゴルフというゲームを例えばテニスコートと見たてていただいて、
コート反面を
「スウィングや打球精度の向上」、
残りの反面を
「どうすれば無駄な打数を叩かないで済むか?」/「ただ打ち続けるだけでなく、このコースは何を要求しているのか?」
というふうにゴルフというゲームをお考えになることをお勧めします。
私のように遠回りしないように・・・。
このようにお話しますと、特にスコアの多いゴルファーからはしばしば「いえいえ、まだ下手なのでコースマネージメントなんて。もう少し上手になったら、やってみます」という反応が返ってきます。
しかし、これは考え方が逆なんですね。
大きいスコアを減らすために、そういう方こそ「考えなくてはいけない」のです。
そして、まだやり始めの未熟な時から「コースマネージメントを考える習慣をつける」ということで、それ自体がコースマネージメントの力を養い、伸ばしていくことに貢献するのです。
「技術」と「考え方」はゴルフゲームの両輪
だと理解しましょう。
ラウンドする前に
「このホールはどういうことを求めていているのだろう?」
とご自分の力量で考えてみてシナリオを考え、それに挑戦する。
ラウンドした後に「どうして、あそこでスコアが増えてしまったんだろう?」とそのホールのことを振り返って、何度も何度も考えてみる。
そうした中で、必ずしも答えが出るわけではありませんが、
「あっ!」
と気づく時があります。
そういう時は答えを見つけた時です。「あなただけの答え」を・・・。
その答えはレッスン書やインストラクターに教えてもらった答えではないかもしれません。
そうであればあるほど、
それは皆さんに役立つこと
請け合いです。
「考え方」をご自分のゴルフに取り入れますとゴルフゲームが上手になるだけなく、「ショットする楽しみ」とは別の「考える楽しみ」と「『自分の仮説が合っているかどうか?』を検証する楽しみ」が出来まして、「1ラウンドで3度おいしく」😋ゴルフを楽しむことが出来ますよ😃
今回もお読みいただきまして有難うございました😃
また一緒に楽しみましょう!!