『あなたの傾斜地でのクラブ選択は大丈夫?(2)」

 

 

今回は前回(※)の逆の状況を使って「傾斜地でのクラブ選択」についてさらに学びを深めていきましょう。

 

※ 前回の『あなたの傾斜地でのクラブ選択は大丈夫?(1)」を未読の方はこちら

『あなたの傾斜地でのクラブ選択は大丈夫?(1)」

    今回は「傾斜地でのクラブ選択」について学びましょう。   今、あなたのボールが左足上がり(上り坂)の傾斜にある状況にあって、あなたよりも高いと…

 

あなたのボールが

 

左足下がり(下り坂)の傾斜にあって、あなたよりも低いところにあるグリーン⛳を狙っている

 

としましょう。

 

しばしばゴルフ場に行って、ある程度のスコアを出していらっしゃる方は

 

「左足下がりの傾斜からはクラブの番手を下げて(※)ショットする」

 

※ 飛距離の出ない(=番手の大きい)クラブに変えること。

 

という原則はご存じでしょうね。

 

しかし、

 

「それでも、私、そういうところから打つといつもショートするの😅」

 

という方はいらっしゃいませんか?

 

私はラウンドレッスンの際にそういうお客様をよくお見かけします。

 

どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?

 

今回はそのことについて学んでみたいと思います。

 

まあ、

 

「グリーン⛳が自分よりも低いところに有るので、いつもより飛ばないクラブを使わないとオーバーする😨」

 

というところまでは皆さんもおわかりだと思います。

 

でも、「それでもいつもグリーンに届かない」あなたは

 

「左足下がりは弾道が低くなり、早く着地してしまうので飛距離が出ない!!」

 

ということが頭に入っていないのです。

 

まず、クラブのロフト角から言えば確かにロフト角は立ってきます(=ロフト角が少なくなること)。

 

傾斜の度合いにもよりますが、左足上がりの傾斜ではその傾斜の影響で例えば

 

7番アイアンが傾斜の影響で6番や5番アイアンになる

 

ので理論的には

 

「飛距離は出る」

 

 

はずなのですが・・・、

 

多くのアマチュアゴルファー特にレディースゴルファーはもともと弾道がそう高くないので、

 

「ロフトが立ったクラブではなおさら弾道が低くなって」

 

早く地面にボールが着地してしまうので距離が足らずにショートしてしまうということになります。

 

プロや上級者は今回の事例のような傾斜でもきちんとダウンブロー(※)でボールを打ち抜くことが出来、またヘッドスピードも速いので理論に沿って「飛距離が伸びる傾斜」となります。

※ ダウンブロー:クラブヘッドが下降している途中でボールに当たる軌道のこと。

 

テレビや雑誌等で「左足下がりはワンクラブ小さめ」と紹介されていても、しばしばショートするあなたは

 

「左足下がりは『通常の番手』」

 

と覚えておきましょう。

 

今回もお読みいただきまして有難うございました😃

また一緒に楽しみましょう!!

 

 

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