『ゴルフを習うは「モグモグ ごっくん」』

【テーマ:プチレッスン】

こちらのテーマでは皆さんに私のレッスンの「氷山の一角」を披露させていただこうと思います。お楽しみください。

※ 私のブログの記事は右打ちの方用として書いています・・・左打ちの皆さま、ごめんなさい。お手数ですが、左右を読み替えていただければ幸いです。

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本日はレッスン書などには記されていない

お受けになられるレッスンをより有効にするための「姿勢」と「考え方」

についてお話したいと思います。

レッスンの技術等につきましてはこれは雑誌、レッスン書、レッスン番組、動画、ブログなどで数多く発表されていますが、それらの技術を学ぶ際の

「姿勢」や「考え方」についてはあまり触れられていない

というのが現状です。

どのように良いレッスン技術や知識であっても、

その受け取り方が間違っていては、その技術や知識の良さがあなたの血となり肉となることはない

と言えます。

ここで、生徒様がしばしばやってしまう誤った考え方について見てみることにしましょう。
 

【1】事実を知る大切さ
 

まず多くお目にかかるのが、

「先生、覚えが悪くてすみません」

とおっしゃるという状況です。

これは礼儀からしたら、とても良いことですよね♪

しかし、私が見てきたところでは技術を身につけるのと礼儀には直接的な因果関係はありません。

似たようなことに、

先生の説明している内容を取り込もうとするのにエネルギーを注ぐのではなく、

先生に対して礼儀正しく返事をしたり、うなずくことにエネルギーを注いでしまう。

ということがあります。私は教えている立場の者として

失われたエネルギーの分だけ確実に教わっている技術や知識が吸収できなくなる

と感じています。

さて、初めの

「先生、覚えが悪くてすみません」

ということに戻りますと、そういう方には

「他の生徒さんなら、もっと早くに覚えるのでしょうが・・・」という思い込み

がおありになるようです。

3ヶ月、半年とそのテーマだけを取り組まれてそうおっしゃるのであればそれは理解できますが、まだ1〜2回程度でしたら、よほどご自身で練習場にいらっしゃって、そのテーマだけを練習されていらっしゃる方以外は、

身についていないのがごく自然

です。

そういう事実を知らずにレッスンを受けていらっしゃいますと、

不必要にご自分を追い込むことにもなります

しかし、「一つのテーマでも身に付けるには時間がかかって当然」という事実を頭に入れていらっしゃれば、仮にご自身が「自分は不器用」ということを理解されていらっしゃるのでしたら、

それでは私はさらにじっくり取り組もう

と思えますよね。

そのように

覚悟ができますと思いのほか早く、確実に教えが身につく

のです。
 

【2】「モグモグ ごっくん」する大切さ
 

次にこちらのお話に移りますが、

私にとりましてゴルフのレッスンが身につくというのは、まさに

食べ物を食べて栄養になる過程と同じ

なんです。

どういうことかと言いますと、

まず

教わったことを頭で覚えている状態が、

食べ物を口に入れた状態で、

つまり、

モグモグ状態

です。

ゴルフレッスンの場合、生徒様はこのモグモグ状態が長いですね。

どういうことかといいますと、

言葉を頭に持ったままスウィング

されていらっしゃるということです。

私自身もゴルフを覚える途中の段階ではそういう状況の時がありましたので共感できるところはあります。

よりどころとしての杖が欲しい

んですね。

しかし、

良いショットが出るときは「何も考えていない」

と多くの名選手が言い残していますし、私自身もその通りです。

ラウンドレッスンで生徒さんが良いショットが出た時に「今何を考えていましたか?」と尋ねても、

「何も考えてなかった」

とお答えになる方が多いです。

もちろん、食べ物を食べる時と同様、モグモグ状態は必要です。

ですが、しっかり噛んだら、

飲み込み

ましょう。

それが、

ごっくん

ですね。

それではじめて栄養になるんです。

それで、

何も考えずに

良いショットが出るというカラクリです。

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それではまた一緒にゴルフを楽しみましょう👋