『Aを真似てAならず・・・』
【テーマ:プチレッスン】
こちらのテーマでは皆さんに私のレッスンの「氷山の一角」を披露させていただこうと思います。お楽しみください。
※ 私のブログの記事は右打ちの方用として書いています・・・左打ちの皆さま、ごめんなさい。お手数ですが、左右を読み替えていただければ幸いです。
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今日のレッスンはゴルフにかけている時間のないサラリーマンやOLの方にとっては非常に大事なところです。
一般的にゴルフレッスンで多いのは、ゴルフのスウィングのあるポジションや動きの「正しい形」を示して、その形が出来るように「練習」するというものです。
それで、教わったゴルファーは来る日も、来る日も「その形ができない」、「情けない」、「素質がない」などと言いながら、まあ、「練習に励む」わけです。
でも、何年経っても「同じまま」なことがあります。
それは・・・、
「目標とは違う『その間違った形』を練習しているから」というように考えたことはないでしょうか?
「言われた通りに練習して、そのまさに違う『形』」を「作っている」のではないか?
・・・・というように。
お話についてきていらっしゃるでしょうか?
簡単にご説明します。
簡単な「脳トレ」です。
① 今目標とする「形」を「A」とします。
② 自分なりに「A」になるように練習します。
③ 動画や写真でチェックしますと、「B」という形になっていて、「A」という形になっていません。
④ あなたが「A」を一生懸命やると「B」になることに気づいたことは
ありますか?
・・・・ということです。
ここでは巧妙なカラクリが働いているので、私たちが気づくチャンスほとんどないのです。
ちょっと解説しますね。
コーチから「ほらご覧なさい、ここの形がこうなっているでしょ?」と言われて、
松山選手やイ・ボミ選手のスウィングを見せられたら、「疑問をもつこと」はないですよね。
あなたの目の前に事実として上手な人の「写真の一コマ」がそこにあるのですから・・・。
同意したあなたは、「A」の練習に取り組みます。
「A」という形がいっこうに出来ないあなたには、「まだ頑張りが足りない」、「センスが足りない」という「このカラクリ」に気づかせなくする「このカラクリの守衛」がいくつもあります。
ちまたの本屋でレッスン書を開いても、ゴルフ番組でも、どこでもかしこでもコーチや上司、同僚が言ってくれて、自分が同意した「『A』になるように」ということの情報があ・な・たを取り囲んでいるのですから・・・・。
「下手な私が上手な人の言うことを疑ってはいけない」という固定観念も大いに影響します。
もし、皆さんが「A」をやろうと思って、やればやるほど「B」になるとしたら・・・・。
それは、まさしく練習の成果が出ている!!
ということかもしれません。
仮に、そうであれば何年やっても、やればやるほど「A」はできないということですね。
私は習字は素人なので断言できませんが、少なくとも初級のうちの習字のお手本を真似る(あるいはなぞる)プロセスとゴルフの動きを覚えるプロセスは異なると考えています。
大事な点なので、長々お話ししてきましたが、
「では、どうしたらいいの?」ということについてですが、
「A」という形にしたいなら、
「X」をしたら「A」になりますという、体を動かすイメージ「X」を見つければいい・・・ということです。
この「X」を見つけ出すには、「常識にとらわれない」ということが大切になります。
でも、そんな時間は皆さんにはないと思います。
私はこの25年、各箇所の「X」探しを自分の体を実験台に探してきました。
自分が「『A』の形になるように」とアドバイスを受けて、「A」を練習し、「A」ができず、
皆さんと同じように悩み、自分の才能のなさを嘆き、そして、「もしや」と疑い、例えば「F」を試したら、「A」になっていたことを見つけました.
あなたの「X」は何でしょうか?
きっと、実際の「X」を知るとびっくりしますよ😱
お楽しみいただけましたでしょうか?
お読みいただきまして有難うございました。