『須崎の言葉(2)』
「モグモグしてゴックン、
そして忘れて栄養となる」
須崎
<本人の解説>
私自身もそうでしたが、ゴルフを習っている最中は練習場/コースを問わず「先生の言葉」を手がかり/お守りなどとして覚えておきたいものです。
しかし、私がそうでありましたように「心に言葉がたくさん詰まった状態」ではなかなかいい動きや良い球は出ないものです😨
それでも時折、良い球が出て
「あのヒントを実行したからだ」
と思うことはありますが、私は「そのヒントを実行していたらいつもうまくいく」ということではないことからして、それは「ナイスショットとそのヒントが結びついている・・・因果関係があると思いたい」あなたの「心」によるものである可能性が高いと思います。
これまでお話してまいりましたように多くのアベレージゴルファーが「多くのヒントを持っていたがる」傾向があります。
それではそうした一般的な傾向から脱却しまして、どのように「教わった言葉」を使えばあなたのゴルフにそれらの言葉がいっそう役立ちますでしょうか?
そのヒントが先にご紹介させていただきました私の言葉になります。
「食べる」ということを考えてみますと、まず口の中で「モグモグ」して噛(か)み砕きますよね。
私は「ヒントになる言葉を覚えている」というのは「食べる」ということで言えば「モグモグしている状況」だと思います。
「反芻(はんすう※)」という言葉があります。まさにその「反芻」している状態ですね。
※ よく考え、繰り返し味わうこと。
そのこと自体はもちろん問題ないのですが、問題は「食べる」ときにはある程度噛みましたら
「飲み込む」
という動作があるのですが、多くのアベレージゴルファーはその言葉を「飲み込むこと」が出来ない・・・すなわち「手放すこと」が出来ないでいらっしゃるように見受けられるのですね。
食べ物を飲み込んで
「そのことを忘れて」
はじめて栄養になります。
自転車🚲に乗ることも「乗るために覚えたああだこうだ」を忘れてはじめて乗ることが身に付きますね。
同じようにいくら良いヒントでも手放さないで、
「忘れられない」
とその言葉やヒントは本当に身に付く栄養とはなりません。
今回は
「そういう視点を少し持ってみませんか?」
というお誘いでした。
ps. 今回ご紹介させていただいた「言葉」は私のスクールにも掲示されていますよ。
今回もお読みいただきまして有難うございました😃
また一緒に楽しみましょう!!