『下手だったパッティング』

 

今回はどうしてもなかなか超えられなかった「パターの壁」についてお話しようと思います。

パターでお悩みの皆さんにもご参考になるところがあるかもしれません。

 

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パッティングはご承知のようにスコアに占める割合が多く、下手なままではゴルフが上手くならない大切な技術ですよね。

 

私はサラリーマンだった父とよくラウンドに行っていたのですが、父はパッティングが上手でした。

 

練習しているところを見たことがないので、私は父のパッティング技術は天性と商社マン故のラウンド経験によって培われた技術だと観ています。

 

そういうパッティング上手の父に

 

「秀明、本当にパットが下手だな〜」😁

 

と言われながらラウンドしていました。

 

そういう状況が少なくともゴルフを始めてから15年以上は続きましたね😂。

 

毎週発売になるゴルフ週刊誌には全て目を通し、毎月発売になる月刊誌にも全て目を通し、自宅でふと気がつけば数時間経っている練習を繰り返し、録画可能なトーナメントは全て録画し、分析を重ねていても、ずっとそうでした😂😂

 

「秀明、こうやって打てばいいんだよ」

 

と見せてはくれるものの、同じようにやってみても私のパットは球が跳ね、距離感は合わず、ショートパットも自信がないので大事な時によく外れていました。

 

「道具かもしれない?」と道具もとっかえひっかえしました。

 

 

今、同じ思いをしていらっしゃる方も少なくないことと思います。

 

さて、ニューヨークに赴任していた1998年にゴルフクラブマニアだった私はスコッティーキャメロンのパター「ニューポート」にあまりお目にかからないメッキのものがあるのを知って、居ても立ってもいられなくなり、ゴルフショップに探してもらうことにしました。

しばらくして、「やっとの思いで大阪で見つけましたよ」という答えがあったので購入しました。

 

スコッティーキャメロンのJapanモデル

 

というものです。

 

このパターを手にして間もなく、ラウンド終了後に同伴者を見送ってから、不思議に「ちょっと練習グリーンで遊んでから帰ろうかな?」と思って練習グリーンに行き、おもむろにパッティングをし始めました。

 

本当に何も考えずに当時ファンあったデビット・デュバル選手のストロークを真似て転がした瞬間に

 

「アッ!💡 これだ!!」

 

と今まで出たことのない綺麗にオーバースピン🍥がかかった滑らかなボールの転がりが出ました。

 

次のボールも同じ品質のボールが出ます。

 

「ヤッター!!」👐

 

という瞬間でした。

 

仕事が忙しくなり、ゴルフを研究する時間や練習する時間が取れなくなっていた頃のことですので、実に皮肉なもの😁です。

 

何年試行錯誤しても出来なかったことがいとも簡単に出来てしまったのですから・・・。

 

しかし、ゴルフにはこのような瞬間がありますので、なかなかやめられませんね!

 

今まで良い転がりが出なかった理由を皆さんのために自分なりに振り返ってみますと次のようなことになります。

 

 

◇ 流麗なリズムを意識しすぎて、今までは距離に対してテークバックが大きく、テンポが間延びしていたこと。

 

 

◇ フォロースルーが出ていなかったこと。

 

 

パットのボールが、オーバースピンがかかった🍥積極的なボールになりましたので、ショートパットがカップに蹴られることもなくなり、ロングパットも面白いように寄るようになり、ゴルフ人生で初めて「自分はパットが得意💪💪」と思えるようになり、「パッティングが好き❤」「1回1回のパッティングが待ち遠しい❤❤」という感じになりました。

 

その時のキーポイントを今でも覚えていますが・・・、

 

 

◇ 「ワン/ツー」のリズムで肩を動かすこと。

 

 

◇ カップ手前までの距離に合わせ「足りない分はフォロースルーで入れる」感覚を持つこと。

 

 

ということだけを意識していました。

 

コツをつかんで自信をつかんだ私はさんざんバカにされた父に「早く見せてやりたい」😁と思いましたが、日本とニューヨークで離れていたために対決は2年後まで待たねばなりませんでした。

いよいよ、一緒にラウンドをする機会がやってきたのですが、「知っていて悔しいから言わなかったのか?」、「まったく気が付かなかったのか?」は今もわからないのですが、あたかも、はじめから私のパターが上手であったかのように

 

父からはまったく私のパッティングの変化についてのコメントはありませんでした・・・😞

 

まあ、それでも二度と「秀明、パター下手だなぁ〜」と頭にくる👿ことを言われることがなくなったので、それで十分😃👌でした。

 

ちなみに私のパッティングはその大発見を捨て、新たなストロークに移行しています。

 

おそらく、終生このストロークで行くと思っています。

 

今、パッティングがどうしてもうまくいかない皆さんも、素質がなくともパッティングの壁は乗り越えることができます。

 

私の経験を励みに是非諦めないでください。

 

今回もお読みいただきまして有難うございました😃

また一緒に楽しみましょう!!