『アドレスでの向き』
【テーマ:プチレッスン】
こちらのテーマでは皆さんに私のレッスンの「氷山の一角」を披露させていただこうと思います。お楽しみください。
※ 私のブログの記事は右打ちの方用として書いています・・・左打ちの皆さま、ごめんなさい。お手数ですが、左右を読み替えていただければ幸いです。
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今日は、
とても大切なこと
をお教えしますので、よく理解していただいて、次回のラウンドから注意していただきますと、スコアの多い方はこれだけでスコアがかなり良くなりますよ😃
それでは順にお話していきましょう。
1.方向に関しては自分の感覚は「全く」あてにならない
私の経験ではゴルフが上手な方とそうでない方の間には「正しい向きに立つ」ということに関しまして、おおよそ次のような意識の違いがあるように思います。
<上手な方>
・方向に向くということに関しては「自分の感覚はあてにならない」ということを知っている。
あるいは少なくとも、
・「正しい方向へ向くこと自体がとても難しいことだ」と知っている。
<スコアが多い方>
・「自分が向いている方向が正しい」と思い込んでいらして疑問の余地が無い。
・「正しいことへ向くことが難しい」ということを知らない。
2.真ん中から右方向へショットするときの方が間違いが多い
私は20年前(2016年現在)にゴルファーの多くが「正しい方向に立てない」ということを発見して以来、多くのゴルファーを観察してまいりましたが、おおよそ95%以上の初級/中級者が、例えばフェアウェイの真ん中から右サイドを目標にショットする場合に「必要以上に右へ向いてしまう」傾向があります。
多くの方が朝一番のショット時に右の林へ向いておられます。
ご本人はご存じないだけに恐ろしいことです😱
ラウンドレッスン時に正しく直して差し上げますと「先生、これじゃ打てないよ。だって、左の山へ向いているよ、これ😱」とおっしゃいます😃
多くの方にとって「真ん中から右方向」へショットするときは右の方に目標が見えていて良いのですが、人間は自分の感覚を大切にしているので、そのまま打つと左へ飛んでしまうと思って、立ち位置を右方向へずらして視野の真ん中へ目標を持ってきてしまうのです。
3.左方向はどうか?
今までお話して来たことをご理解されるだけでは「目標へ正しく立つ」という問題に対しては半分解決しただけです。
「真ん中よりも少しでも左方向」へショットされる際は、何と
大方のゴルファーがちゃんと構えられるんですね!!
ゴルフは知識を知っても効果がないこともありますが、今日お話していることを知ることは知識が効果へ直結します。
また、ご自分が「どの方角に向いているのか知らない」というのは、「ご自分が何をされていらっしゃるかをご存じない」ということで、「自分を知らない」ということですから問題ですね。
ゴルフでも「自己を知る」ということで解決する問題が他にもたくさんあります。
4.スイングとの関連
さて、 「目標方向に立てない」ゴルファーとそのスウィングの関連はまた面白いものがあります。
一番問題の多い「真ん中から右方向へのショット」を例にとってお話しましょう。
こういう方は3つのショットパターンを持っていらっしゃいます。
◇ 向いている方向へナイスショット
<プチ解説>
「目標よりも右の間違った方向」へ向いて、目標よりはるかに右へ「良い球」が飛んで行くということですね。
この時、ゴルファーは「向いている方向を疑わず」、「スウィングを疑う」傾向があります。
この現象が続くとゴルファーは無意識に「右へ飛ぶことを嫌がるスウィング」に修正します。
つまり、「左へ引っ張るスウィング」をするわけですね。
◇ 目標へナイスショット
<プチ解説>
上でご説明しました「左へ引っ張るスウィング」で調整して、塩梅がうまくいき、狙ったところへ飛ばします。
この時、ゴルファーは「いい球が出たので、良いスウィングをした」と思いがちですが、「ミススウィング」です😂。
「ミススウィング」で「ナイスショット」
ということですね。
・・・ですから、次のホールではまた「右へ飛んだり、左へ飛んだり」と安定しなくなります。
◇ とんでもなく左へ引っ掛ける
<プチ解説>
もうご説明の必要もないと思いますが、「左へ引っ張るスウィング」が過度になりますと目標よりも左へ引っ掛けさえします。
そうしたわけで見てまいりました通り、目標へ向いて立てないということがスウィングに影響を与えることがおわかりになると思います。
スクールで良いスウィングを習い、それが実行できたとしましても、目標へ正しく立つことが出来ませんと、スクールで習ったスウィングと違うスウィングでプレーすることになります。
「スクールのレッスン時には良いのに、コースでは左にも右にも飛んで安定しない」
という方はスウィングを見直すよりも、まずは「打ちたい方向へ正しく向けているかどうか」をチェックされることをおすすめします。
5.次回のラウンドを良くするために
それでは今回のテーマ『アドレスでの向き』のまとめとして、次回のラウンドで「何に気をつければよいか?」ということをお話しましょう。
◇ 仮に「真ん中」へショットする際は「左フェアウェイとラフの境目、あるいはグリーンの左エッジくらいを向いている感じ」で立ちましょう。
※ 「特にフェアウェイ左から右へショットする時」や「右ドッグレッグのコーナー狙い」の際には「右への向きすぎ」に要注意です。
◇ 「真ん中より左」へショットする際には「感覚通り」に立ちましょう。
◇ 趣味のラウンドでは同伴者に「○○を方向を狙っているのだけれど、向けてる?」と聞きましょう。
※ 目標に関しては「フェアウェイを4分割した右1/4」等、細かく表現する必要があります。
◇ 「ナイススウィングしたと思ったナイスショットがあらぬ方向へ飛んだ」場合は「まず、アドレスの向きが正しかったかどうか?」を疑いましょう。
◇ 常に「目標に対して向けているかどうか」ということについて興味を持ちましょう。
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お楽しみいただけましたでしょうか?
毎度お読みいただきまして有難うございます。